• Naoharu Motomura

戦略は数学なのか?

最終更新: 3月9日

マーケティング実務を通して、よく遭遇することが、戦略を数的根拠に導き出す類の難問。


市場ボリュームや、そこから算出される需要、競合のシェアなどは、データをかき集めることで、いったんの算出は可能であるが、それでは状況把握にしかならない。


戦略は、その上で優位性を見出し、どう実行していくこと。


このフェーズに入ると、一気に数学の存在がなくなる。

ガッツという力学の影響を大きく受けると言ったほうが正しいかもしれない。


優位性を見出す方法はアンケートなどの科学的アプローチもあるが、そこから組み立てる戦略はやはり創造的思考に支えられる。


戦略は数学でない。

だから、頭脳集団であるコンサルファームが実行可能性のある戦略が組めないという話を聞くがこれが要因だと考える。


数学的に捉えるならば、

  • 戦略立案は、離散値問題

  • 実行フェーズは、連続値問題

を解くことに似ているような気がする。


離散値は値が飛び飛びの関数で、

連続値は微積分ができる、学校でよく取り扱われる関数(y=x2など)


離散値と連続値は、解法は別物。

連続値問題の延長では離散値問題は解けない。

すなわち、一定の普及があるプロダクトやサービスにおいて、PDCAサイクルの分析の延長から事業を飛躍させるヒントは見つけにくいのは、そのせいである。


目先のデータだけに夢を抱くのをやめ、

創造的思考にかける時間を増やす。


特に、マネジメント層においては、

勇気のいることかもしれないが、マーケッターとしては必須の行動指針である。


中長期的な目線を見失わないための勇気ある行動が必要とも言える。

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